履歴書の封筒の正しい書き方!手渡し・郵送別のマナーと注意点

履歴書を提出する際、封筒の書き方や扱い方には、郵送と手渡しで異なるマナーがあります。 本記事では、手渡し・郵送それぞれの正しい書き方から、封筒の選び方、書類の入れ方、提出前のチェックリストまで、提出時に押さえておきたいマナーを解説します。
この記事でわかること
- 履歴書の封筒はA4(見開きA3)の履歴書が折らずに入る「角形A4号・角形2号の白封筒」を選び、黒のサインペンで記入する(B5・見開きB4サイズの履歴書には角形0号も選択肢)
- 郵送時は表面に宛名と朱書きを行い、手渡し時は表面の宛名を省略して裏面に差出人のみを記載する
- 書き間違えた封筒への修正テープの使用は避け、新しい封筒に書き直す
- 応募書類は新品の無色透明なクリアファイルに入れ、添え状・履歴書・職務経歴書の順に重ねる
目次
1. 履歴書の封筒を書く前の基本準備(サイズ・色・ペン)
履歴書の封筒を書く前に、適切な道具を揃えます。
1-1. 封筒は「角形A4号」または「角形2号」の「白色」が最適
履歴書を入れる封筒は、市販されている履歴書のサイズを折らずにそのまま入れられるサイズを選びます。
- 推奨サイズ(A4・見開きA3の履歴書の場合):「角形A4号(228mm×312mm)」または「角形2号(240mm×332mm)」
- B5・見開きB4の履歴書の場合:「角形0号(287mm×382mm)」も選択肢に入れてください
- 推奨カラー:白色
履歴書を三つ折りにして長形封筒に入れるのは、担当者がファイリングする際に折り目を伸ばす手間がかかるため、指定がない限り避けます。また、茶封筒は事務用の郵便物に紛れやすいため、応募書類であることが分かりやすい白封筒を選びます。個人情報が透けないよう、厚手(坪量100g/㎡以上)のものや二重構造のものを選ぶと安心です。
1-2. ペンは「黒のサインペン」か「太めのゲルインクボールペン」
宛名や差出人を書く際は、「黒のサインペン」または「太めのゲルインクボールペン(0.7mm〜1.0mm程度)」を使用します。
一般的な0.5mmのボールペンでは線が細く、大きな角形封筒では文字が読みにくくなる場合があります。一方、油性の極太マジックはインクが裏抜けして中の履歴書を汚すおそれがあります。また、水性ペンや消せるボールペンは、雨天時の水濡れや摩擦熱で文字が消えるリスクがあるため、公式な書類への使用は避けてください。
1-3. 応募書類は「新品の無色透明なクリアファイル」に入れる
履歴書は、直接封筒に入れるのではなく、「新品の無色透明なクリアファイル」に挟んでから封入します。
クリアファイルに挟むことで、郵送中の折れやシワを防ぎ、雨天時の水濡れを避けられます。また、採用担当者が社内で回覧・保管する際にも扱いやすくなります。
2. 【郵送する場合】履歴書封筒の正しい書き方と見本
郵送で提出する場合、封筒は採用担当者が最初に目にするものです。書き間違いや料金不足がないよう注意が必要です。
2-1. 【表面】宛名・朱書きの書き方と配置ルール
配達と内容物の識別がスムーズに行われるよう、以下のルールに従って記載します。
- 右端(住所):都道府県から省略せずに記載します。丁目や番地は「一丁目二番三号」のように漢数字で縦書きにします。
- 中央(宛名):住所より一回り大きな文字で書きます。
- 部署宛て:「株式会社〇〇 人事部 御中」
- 個人宛て:「株式会社〇〇 人事部 採用担当 鈴木様」(※「御中」との併用はNG)
- 担当者不明:「株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様」
- 左下(朱書き):赤いペンで「履歴書在中」または「応募書類在中」と書き、定規を使って赤い線で四角く囲みます。
2-2. 【裏面】差出人・〆マークの書き方と配置ルール
裏面には、差出人情報を記載します。
- 左下(差出人):表面の宛名より少し小さめの文字で、「郵便番号」「住所(都道府県から漢数字で)」「氏名」を縦書きで記入します。
- 左上(提出日):投函する年月日を小さく縦書きで記載します。
- 中央(〆マーク):フラップ(のりしろ)に液体のりでしっかりと封をした後、境目の中央に黒ペンで「〆」と書きます。「×(バツ)」にならないよう注意してください。
2-3. 切手のマナーと料金不足を防ぐ注意点
角形A4号や角形2号の封筒は「定形外郵便物(規格内)」となります。一般的な応募書類一式の重さは約50g〜100gの間に収まることが多いです。日本郵便の規定(最新料金は日本郵便の公式サイトでご確認ください)に従い、不足がないよう注意します。自宅で計るのが不安な場合は、郵便局の窓口へ持ち込んで発送するのが確実です。切手は封筒の左上に、まっすぐ貼ります。枚数に法的制限はありませんが、見栄えの観点からできるだけ少ない枚数にまとめることが望ましいです。
3. 【手渡しする場合】履歴書封筒の正しい書き方と見本
面接当日に持参して手渡しする場合、郵送とは異なるマナーがあります。
3-1. 【表面】宛名は不要・朱書きのみ
直接持参するため、宛先住所や宛名(企業名・部署名・担当者名)を表面に書く必要はありません。表面には何も書かず無地のままとするか、左下に赤ペンで「履歴書在中」の朱書きのみをしておきます。面接官が受け取った後、他の書類と混ざった際にも中身を判別しやすくなります。
3-2. 【裏面】差出人の書き方(〆マークは不要)
裏面には自分の「住所」と「氏名」を記載します。書類が封筒から抜け落ちた際に、誰のものか分からなくなるのを防ぐためです。左下に都道府県から始まる正確な住所と氏名を縦書きで明記し、左上に面接当日の日付を記載します。手渡しの場合は「その場で取り出して渡す」ため、封筒に糊付けをして封をする必要はありません。「〆」マークも不要です。
3-3. 面接官・受付へ手渡す際のマナーと向き
- 面接官に直接手渡す場合:封筒からクリアファイルに入った書類を取り出し、封筒を下敷きにするようにして重ねます。面接官から見て文字が正しく読める向き(自分から見て逆さま)に持ち直し、「本日はよろしくお願いいたします」と両手で差し出します。
- 受付で提出する場合:受付担当者は中身を読まないため、封筒に入れたままの状態で渡します。相手から見て表面が読める向きにして、両手で手渡します。
4. 履歴書を封筒に入れる際の正しい順番と向き
書類の封入方法にも、相手が読みやすいよう配慮した慣例があります。
4-1. 書類を重ねる順番
採用担当者が重要な書類から順に目を通せるよう、以下の順番で上から重ねてクリアファイルに挟みます。
- 添え状(送付状) ※郵送の場合のみ
- 履歴書
- 職務経歴書
- その他提出を求められた書類(資格証明書のコピーなど)
手渡しの場合、添え状は不要ですので、履歴書が一番上になります。
4-2. 封筒に対する書類の向き
「封筒の表面」と「書類の表面(顔写真が貼ってある面)」が同じ方向を向くように揃えます。また、担当者が封筒のフラップ(のりしろ)側を開封して書類を引き出したとき、書類の顔写真が一番上にきて文字がすぐに読める状態(正立している状態)になるように入れます。
5. 提出前の最終チェックリスト(郵送・手渡し別)
ポストに投函する前、あるいは面接会場に向かう前に、以下のリストで最終確認を行います。
5-1. 郵送前(ポスト投函・窓口提出)の確認事項
- 封筒の宛名(会社名、部署名)に誤字脱字や「(株)」の省略はないか
- 「御中」と「様」の使い分けは正しいか
- 表面の左下に「履歴書在中」の朱書きは赤色で記載されているか
- 履歴書に貼った顔写真は剥がれそうになっていないか(裏面に名前を書いたか)
- 必要な書類(添え状、履歴書、職務経歴書)はすべて揃い、正しい順番でクリアファイルに入っているか
- 切手の料金は正確か(重量オーバーになっていないか)
- 封筒のフラップは端までしっかり糊付けされ、「〆」マークが書かれているか
5-2. 手渡し前(面接会場に向かう前)の確認事項
- 封筒の表面は無地、または「履歴書在中」の朱書きのみになっているか(宛名が書かれていないか)
- 封筒の裏面に自分の住所と氏名、提出日が記載されているか
- 封筒のフラップは糊付けせず、すぐに中身を取り出せる状態になっているか
- 履歴書はクリアファイルに挟まれているか
- カバンの中で封筒が折れ曲がらないよう、硬いファイルケースに入れて保護しているか
6. 派遣会社の就業サポートサービスについて
6-1. 就業サポートサービスの活用
履歴書の作成や面接対策を一人で進めることに不安がある場合は、転職エージェントや派遣会社の就業サポートサービスを活用する方法があります。専任スタッフによる履歴書の添削指導や模擬面接を受けられるサービスもあります。
6-2. 徳島でのお仕事探しは徳島派遣センターへ
徳島県内での就業を検討している場合は、地域密着型の「徳島派遣センター」が利用できます。求人紹介に加え、応募書類の作成支援も行っています。ブランクがある場合でも相談を受け付けています。希望条件のヒアリングから就業後のフォローまで対応しています。
まとめ
履歴書の封筒は、応募書類の一部として適切に準備する必要があります。適切なサイズの白封筒を選び、郵送・手渡しの状況に合わせた正しい宛名書きと書類の封入マナーを守ることで、採用担当者に丁寧な印象を与えられます。
本記事で紹介した「郵送と手渡しの違い」や「提出前のチェックリスト」を活用し、万全の準備を整えてください。一人での準備に不安がある場合は、徳島派遣センターのサポートを利用するのも選択肢の一つです。